シロアリ被害は、気づいたときにはすでに建物内部まで進行しているケースが多く、住宅の強度低下や資産価値の大幅な下落につながる非常に深刻な問題です。
一方で、「本当に駆除が必要なのか」「費用は適正なのか」「どの業者に依頼すべきか」といった不安を抱える方も少なくありません。
このページでは、しろあり防除施工士の専門知識と現場経験をもとに、シロアリ駆除・予防に関するよくある質問をわかりやすく解説します。
基本的な質問
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シロアリ駆除は本当に必要ですか?
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はい、必要です。
放置すると建物内部の木材を食害し、耐震性の低下につながります。家屋の損壊・倒壊はご自身・ご家族の危険だけでなく、近隣への被害リスクも抱える深刻な問題に発展する可能性があります。
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どんなシロアリがいますか?
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日本における代表的なシロアリの種類は以下のとおりです。
- ヤマトシロアリ
- イエシロアリ
- アメリカカンザイシロアリ
- ダイコクシロアリ(奄美大島以南)
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シロアリと普通のアリの違いは?
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シロアリは木材を食べ、建物に被害を与える点が大きな違いです。
見た目には頭部・胸部・腹部のくびれに大きな違いが確認できます。
シロアリは生物学上ゴキブリ目シロアリ科とされ、ゴキブリのようにくびれがほとんどありません。
一方、一般的な普通のアリはハチ目アリ科で、蜂と共通のくびれがあり、特に大きな腹部(蜂が針を持つ、お尻に見える部分)が特徴的です。シロアリ(白蟻)という名称ですが、アリ(蟻)とは生物学上異なる分類です。
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シロアリ被害のサインは?
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以下の特徴があります。
- 屋内外に羽アリが発生している
- 床の一部がふわふわする
- 柱など木材に空洞音がある
これらの特徴に一つでも当てはまる場合は、信頼できる業者に相談してください。
羽アリの場合は羽がもげた個体を観察して、前記した体型の特徴を捉えているか確認してください。
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被害を放置するとどうなりますか?
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- 柱や土台の腐食
- 耐震性低下
- 修繕費の増大
特にこういった被害が広がると家屋の損壊・倒壊の危険に繋がります。
被害リスク・資産価値について
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シロアリ被害はどれくらい危険?
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非常に危険です。
建物の構造部分が損傷するため、倒壊のリスクが上がります。
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資産価値に影響しますか?
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はい。
シロアリ被害歴がある住宅は売却時に評価が下がることがあります。また、売却時だけでなく原則火災保険の対象外のため、損壊・倒壊時の補償も期待できません。
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イエシロアリはなぜ危険?
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コロニー規模が大きく、また分巣を行いながら数万頭規模のコロニーを複数増殖させていくため、被害スピードが速いという特徴があります。
危険な種であるため、早急な対策が必要です。
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ヤマトシロアリの特徴は?
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被害箇所をそのまま巣として兼ねるという特徴があり、最大数万頭に及ぶケースがあります。
イエシロアリほど被害の進行スピードは速くありませんが、被害が発覚するまでじわじわと食害を進めていくため、業者による定期点検が推奨されています。
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アメリカカンザイシロアリの特徴は?
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北米原産の外来種で、乾燥木材を好み輸入木材に紛れて持ち込まれるケースが報告されています。
シロアリ調査時の重要なサインである“蟻道”を形成しないため、発見が遅れやすいのが特徴です。上の2種に比べて被害例が少ない種ですが、近年相談件数が増えてきているという業界内の報告例がありますので、注意して観察する必要があります。
作業内容・施工について
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施工の流れを教えてください
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①現地調査・建材や床下の被害確認
②生息及び被害状況をご説明
③予防または駆除施工
④作業報告・後日保証書を送付
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実際の作業内容は?
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作業の実施は以下の流れで行います。
- 床下に潜り薬剤散布
- 木部・玄関や浴室などコンクリート基礎への穿孔注入
- 土壌処理
使用薬剤の説明、床下の様子(画像)なども同時に共有いただきます。
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作業時間はどれくらい?
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約90〜240分です。
床下面積や施工内容により変動します。現地調査及び見積もり時に作業予定時間をお伝えします。
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予防だけでも必要?
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被害が出る前の予防施工は重要です。
最もコスト効率が良く、資産価値の低下リスクも抑えられます。
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保証はありますか?
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当社では原則5年保証をお付けしています。
※スポット施工の場合は保証対象外です
※すでに被害が深部まで進行しているなど、保証対象外となる場合があります(現地調査時にお伝えします)
👉業者選びでは「保険加入済みの再発保証」があるか必ず確認してください。
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なぜ保証は最大5年間なのですか?
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日本しろあり対策協会が認定する薬剤の多くの有効期限が5年となっているためです。
また、適切な方法で薬剤を使用する業者が契約する保証会社の保証期間も同じく5年である場合が多いため、5年以上の保証期間を明記する業者に依頼する場合は、5年目以降に被害が再発した場合に“誰がその保証をするのか”を確認しておく必要があります。例外的に新築や築浅の施工では10年保証が担保されるケースがあります。
👉最大10年保証を明記する業者には、それが適用される場合と保証内容を必ず確認してください。
料金について
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費用はいくらですか?
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料金の目安は以下のとおりです。
- 予防施工:床下面積1㎡あたり1,430円~1,760円
- 駆除+予防施工:床下面積1㎡あたり2,200円~2,750円
- 部分施工:33,000円~
※シロアリの種類、被害状況により床下だけでなく延べ床面積での計算になる場合があります
当社の料金詳細はこちら(内部リンク)
👉シロアリ駆除・予防の料金表を見る
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なぜ㎡単価なのですか?
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シロアリ駆除は、床下面積によって施工量及び薬剤使用量が決まるためです。
ほとんどの業者が㎡または坪単価で料金を設定しています。
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追加料金はありますか?
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事前説明のない追加請求はありません。
施工後に備長炭や除湿シートの追加施工を提案、または押し売りするケースが報告されていますが、当社では事前に見積もりした金額以上のご請求につながる一切のセールスをいたしません。
悪徳業者・トラブル対策
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高額請求業者の特徴は?
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以下のような特徴があります。
- アポなし訪問営業
- 不安を過度に煽る
- 会社実態が不明
- 即契約を迫る
シロアリは一朝一夕で被害が急拡大することはありません。
「今駆除作業をさせてくれたら出張費が発生しません」などと割安感に駆られたとしても、一度お帰りいただいて落ち着いて考え、調べる時間を持つことをおすすめします。業者に不安を感じられた場合はこちら(外部リンク)
👉公益社団法人日本しろあり対策協会のQ&Aを見る
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全国展開業者は安心ですか?
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多くが「紹介ブローカー」のため注意が必要です。
中間マージンで高額になるケースがあるだけでなく、現場に来るまでどこの会社の誰が対応するのかわからないケースもあります。シロアリ駆除(防蟻防腐)は他の駆除種とは異なり、業者とは少なくとも5年間の長いお付き合いになります。
業者選びは慎重に、ご自身の目で判断してご自宅の床下に潜らせることを強く推奨します。
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見積もりの正しい取り方は?
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以下のような手順で見積もりを提示する業者は安心といえます。
- 現地調査後に生息状況、被害状況、対策方法を撮影した画像付きで明確に説明できる
- 施工方法及び施工範囲と単価を提示し、簡単な掛け算だけで算出できる総額が明記されている
- 見積もりの段階で保証できる年数を明記している
また、追加の確認事項として「保証の内容(種類や範囲、保証会社など)」や「使用する薬剤の安全データシート」までを求めた場合に明示できる業者は安全性が高いと考えられます。
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信頼できる業者の条件は?
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以下の条件は必須の確認事項です。
- しろあり防除施工士が現場対応している(在籍だけでは名義貸しの可能性がある)
- 保証がある
- 保証を担保するための業者の実態がある(個人事業より(株)(有)など公的に身分が証明できる業者がおすすめ)
- 施工内容が明確
特にしろあり防除施工士は施工時に資格証の携帯が義務付けられていますので、必ず確認するようにしてください。
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無資格業者のリスクは?
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シロアリ駆除業は資格を必要としませんが、技術・実績が伴っているにも関わらず無資格のままで事業を継続する意味はありません。
- 施工不良
- 再発
- 保証なし
これらのリスクを低減する一定の信用保証に資する資格です。
👉業者選びでは「建築基準法の理解」「日本しろあり対策協会の仕様遵守」の確認が重要です。
業者依頼の判断基準
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どんな場合に依頼すべき?
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以下のいずれかに当てはまる場合は、業者に相談することをおすすめします。
- 室内または近いところで羽アリを複数見た
- 床がマットレスのような沈み方をする
- 築10年以上で未施工
- 過去に被害歴あり
優良な業者は床下の画像を見せてくれるため、被害を捏造される心配はありません。
現地調査から見積もりまで無料で行い、見積もり金額で迷っても不安を煽らない業者を選びましょう。
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自分で対策できますか?
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構造内部に適切な薬剤を使用し、適切な施工方法で処理する必要があるため困難です。
また、薬剤や資機材などを最低限買い揃える必要もあり、薬剤に関しては法定に従った危険物の保管方法の順守も必要でありご家庭では困難なため、業者に依頼することをおすすめします。
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点検だけでも依頼できますか?
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はい、可能です。
現時点で被害が確認されなければ予防を、被害が確認された場合は駆除+予防のご提案をしますが、当社は押し売りや不安を煽る営業トークは一切いたしません。とにかく早期発見が最も重要なため、少しでも気になった場合はお気軽にご相談ください。
その他のよくある質問
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雨の日でも施工できますか?
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豪雨など作業に危険が伴う天候の場合は作業日をずらすなどご相談させていただく場合がありますが、基本的には可能です。
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施工中の立ち会いは必要?
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屋内外の出入りがありますので、基本的に立ち会いをお願いしております。
どうしても立ち会えない場合は、作業現場に貴重品などを残さないようにお願いします。新築などまだお住まいになる前の場合などは立ち会いの必要はありません。
なお、現地精算ができない場合は事前に前払い費用の入金をお願いする場合があります。
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施工後の注意点は?
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- 換気を心がける(床下換気口などが埋もれていたり破損していないか定期的にチェック)
- 水回りの管理(水漏れは木材の腐朽を促し、シロアリ被害のリスクを高めてしまう)
- 枯れ木や古い木材の廃棄
これらを日常で注意することが施工後の再発リスクを低減します。
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施工事例は見れますか?
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はい、公開しています。
当社の施工事例はこちら(内部リンク)
👉シロアリ駆除・予防の施工事例を見る
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どの地域でも対応可能ですか?
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対応エリア内であれば可能です。
対応エリア外は別途出張費が発生する場合がありますので、まずは事前にご相談ください。
シロアリ対策は早期発見・早期施工が最もコストを抑えるポイントです。
被害が進行すると修繕費が大きくなり、住宅価値にも影響します。
当社では
- しろあり防除施工士による施工
- 日本しろあり対策協会基準の薬剤・工法
- 明確な料金体系
- 5年保証
を徹底しています。
当社のシロアリ駆除・予防サービスページはこちら(内部リンク)
👉シロアリ駆除・予防サービスの詳細を見る
