シロアリは住宅の木材を内部から食害し、気づかないうちに建物の耐久性を大きく低下させる害虫です。
日本では主に3種類が被害の中心となっており、それぞれ生態や対策方法が異なります。
特に被害は目に見えにくく、発見が遅れるほど修繕費用が高額になるため、早期発見と適切な対策が重要です。
本ページでは、発生原因から種類別の特徴、効果的な駆除方法まで専門業者の視点で解説します。
シロアリの主な種類

ヤマトシロアリ
日本全国に分布する最も一般的なシロアリで、湿った木材を好みます。
被害の進行は比較的遅いものの、床下などから広がるケースが多く見られます。

イエシロアリ
主に西日本に分布し、大規模な巣(コロニー)を形成します。
被害の進行が非常に速く、建物全体に広がる危険性があります。

アメリカカンザイシロアリ
乾燥した木材にも発生する外来種で、床下だけでなく家具や建材内部にも発生します。
「砂粒状のフン(ペレット)」が特徴です。

ダイコクシロアリ
主に南西諸島など暖かい地域に分布するシロアリです。
建物への被害は限定的ですが、環境によっては発生することがあります。

オオシロアリ
大型のシロアリで主に野外に生息します。
日本では建物被害に直結するケースは少ないですが、生態的に重要な種です。
主要3種の比較(被害速度・発生割合・被害箇所)
日本の住宅被害のほとんどは、以下の3種類で占められます。
それぞれ被害スピード・発生割合・被害箇所が大きく異なるため、正しい理解が重要です。
| 種類 | 発生割合 | 被害の進行速度 | 主な被害箇所 |
| ヤマトシロアリ | 約70% | ★★☆ | 床下・土台・柱の下部 |
| イエシロアリ | 約20% | ★★★ | 建物全体(床下・壁内・天井) |
| アメリカカンザイシロアリ | 約10% | ★☆☆ | 柱・梁・家具・建材内部 |
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