住宅周辺で最もよく見られる蜂で、比較的おとなしいが巣を刺激すると集団で刺します。

本ページでは現場経験をもとに安全な判断基準を解説します。

セグロアシナガバチの基本情報

セグロアシナガバチの成虫(細長い体と長い脚)
セグロアシナガバチの成虫(住宅周辺で多い)
セグロアシナガバチの巣(開放型)
セグロアシナガバチの巣(傘状でむき出し構造)

アシナガバチ特有の細長い体と長い脚が特徴。
軒下などに開放型の巣を作ります。

  • 体長:約20~25mm
  • 色:橙色×黒、背中に橙色の二本筋
  • 巣の最大数:50匹以上

活動時期

  • 4~5月:女王バチが単独で巣づくり開始
  • 6〜8月:働きバチが徐々に増加し巣も成長
  • 9〜10月:最盛期(50匹以上に増加)
  • 11月:徐々に数が減少し活動終了

よくある営巣場所

  • 室外機下・室外機裏
  • カーポート
  • ベランダ

施工実績・現場経験に基づく特徴

4月上旬頃から市街地を飛来し、枯れた樹木や民家の木柵などをかじる行動が見られます。
行先を観察できた場合、多くのケースで巣づくりの材料として制作中の巣に持ち帰っていることが確認できます。

巣が成長するまでは大人しいですが、成虫が5匹以上に成長した段階で不意に物や体が当たったり、巣をゆすってしまったりした場合は集団で襲ってきます。

自分でできる対処法

5匹程度までの初期なら市販のスプレーで対処できます。
風が少ない夜間にゆっくり巣に近づき、1~2m離れた位置から目標を外さないようにスプレーを噴射してください。

5匹以上に成長し、危険を感じる場合は専門業者に相談してください。

放置した場合のリスク

  • 巣の拡大化
  • 営巣された場所を使用できない
  • 物や体が当たる位置の営巣では刺傷事故の危険がある

業者に依頼すべきケース

  • 巣に5匹以上の蜂がいる
  • 子供や高齢者と同居している家屋などでの営巣
  • 生活導線に重なる場所での営巣

まとめ

セグロアシナガバチは他のアシナガバチ亜科と同様、森林のオオスズメバチ、市街地のキイロスズメバチから逃げる形で私たちの生活圏に最も近づきやすい蜂です。

早期対応なら自力で駆除できますが、怖がって動作が激しくなったり油断をすると刺咬被害に遭うこともありますので、基本は業者による駆除を推奨します。

セグロアシナガバチでお困りの方へ

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