住宅周辺でよく見られるスズメバチで、比較的おとなしいものの巣に近づくと攻撃します。

本ページでは現場経験をもとに安全な判断基準を解説します。

コガタスズメバチの基本情報

コガタスズメバチの成虫の特徴的な体色
コガタスズメバチの成虫(住宅周辺で多い種)
コガタスズメバチの巣
コガタスズメバチの巣(軒下や庭木に多い)

庭木や軒下に巣を作る代表的なスズメバチ。
キイロスズメバチに比べてややおとなしいが、巣の成長とともに警戒心と攻撃性が増す。
庭木や生垣の営巣例が多い。

  • 女王バチの体長:約25~30mm
  • 働きバチの体長:約20~27mm
  • 色:黄×黒、腹部は黒の割合が高い
  • 特徴:やや細めの体型
  • 巣の最大数:100匹以上

活動時期

  • 4~5月:女王バチが単独で巣づくり開始
  • 6〜8月:働きバチが徐々に増加し巣も成長
  • 9〜10月:最盛期(100匹近くまで増加)
  • 11月:徐々に数が減少し活動終了

よくある営巣場所

  • 軒下
  • 庭木
  • ベランダ

施工実績・現場経験に基づく特徴

木枝を巻き込む形で巣づくりすることが多く、庭の水やりや剪定中に発見されたり刺傷被害に遭うケースが多くあります。
また、巣の色や模様、庭木などの営巣場所といった理由で遠目から見えづらく、キイロスズメバチほどの数がいないため出入りも激しくないことから発見が遅れやすいという特徴があります。

攻撃性はキイロスズメバチほど高くありませんが、近づくと見張りが威嚇し、巣穴に触れるか触れないかの距離に到達してから一斉に飛び出し襲撃してきます。

庭やベランダでの営巣が多いため、近隣や面した歩道への被害が危ぶまれることが多く、早期の駆除が求められる種です。

自分でできる対処法

巣の形がとっくり型の場合はまだ女王バチが1匹だけで活動している可能性が高いため、市販のスプレーで対処できます。
夜間に蜂が出入りしていないことを確認し、穴から内部へ向けてスプレーを噴射してください。

※とっくり型の初期でも基本的に自己対応はおすすめしません

放置した場合のリスク

  • 巣の拡大化
  • 不意に近づいた際の刺傷リスク
  • 生活道路面など近隣に対する刺傷事故

業者に依頼すべきケース

  • 巣がとっくり型ではなく丸型になっている
  • 繁みの中などに複数匹が出入りしている
  • 生活導線に近い場所での営巣

まとめ

コガタスズメバチは人の生活導線に近い場所に巣づくりしやすい種です。
キイロスズメバチほどの凶暴性は発揮しませんが、近づいたり刺激を与えてしまった場合は集団で攻撃してきますので、基本は業者による駆除を推奨します。

コガタスズメバチでお困りの方へ

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