エアコンのカビは体に悪い?咳・アレルギーの原因になる理由と対策

エアコンのカビは体に悪い?咳・アレルギーの原因になる理由と対策を徹底解説

この記事の監修者

監修者 中畑雄介(リーフ環境企画)

中畑 雄介(株式会社リーフ環境企画 代表取締役)

防除業・消毒業に10年以上従事。害虫・シロアリ・防虫防鼠・消毒・エアコンクリーニングまで、IPM(総合的有害生物管理)と建築物衛生法の考え方を踏まえた衛生管理を専門とする。本記事は実務経験に基づき内容を監修しています。
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エアコンをつけた瞬間にこんな経験はありませんか?

  • エアコンからカビのような臭いがする
  • 冷房をつけると咳が出る
  • 家族がアレルギー症状を起こす
  • くしゃみや鼻水が止まらない
  • エアコンをつけると、黒いものが落ちてきた

実はその原因、エアコン内部に発生したカビかもしれません。

エアコンは構造上、内部に湿気が溜まりやすく、カビが繁殖しやすい環境になっています。
そのまま使用すると、空気と一緒にカビの胞子が室内に拡散される可能性があります。

エアコン内部のカビが空気中に広がる部屋の図
担当イケモト

この記事では、

  • エアコンのカビが体に与える影響
  • 咳やアレルギーの原因になる理由
  • カビが発生しやすいエアコン内部の構造
  • カビを防ぐための対策
  • エアコンクリーニングが必要になるタイミング

を、エアコンクリーニングを初めて検討している方でも理解できるよう、

専門的な内容をできるだけわかりやすく説明します。

エアコンのカビは体に悪い?

結論から言うと、エアコン内部に発生したカビは健康に影響を与える可能性があります

エアコンは室内の空気を吸い込み、冷却・加熱して再び室内に送り出す仕組みになっています。
そのため内部にカビが発生すると、カビの胞子が空気と一緒に部屋中に広がることがあります。

特に以下のような症状が出る場合は注意が必要です。

  • 咳が続く
  • 喉の違和感
  • くしゃみや鼻水
  • 目のかゆみ
  • アレルギー症状

これらはカビの胞子やハウスダストによって引き起こされている可能性があります。

室内の空気を冷却・加熱をする構造図

エアコンのカビが咳やアレルギーの原因になる理由

エアコンのカビが健康に影響する主な理由は、カビの胞子が空気中に拡散するためです。

カビは目に見えないほど小さな胞子を空気中に放出します。
エアコン内部にカビが発生している場合、その胞子が風と一緒に部屋全体に広がる可能性があります。

これを吸い込むことで以下のような症状が出ることがあります。

咳や喉の違和感

カビの胞子は気道を刺激するため、咳や喉の違和感が出ることがあります。
特に冷房をつけたときに咳が出る場合は、エアコン内部の汚れが原因の可能性があります。

アレルギー症状

カビはアレルゲンの一つです。
体質によっては以下のような症状が出ることがあります。

  • くしゃみ
  • 鼻水
  • 鼻づまり
  • 目のかゆみ

いわゆるカビアレルギーです。

小さな子どもや高齢者は影響を受けやすい

特に以下の方は注意が必要です。

  • 小さな子ども
  • 高齢者
  • アレルギー体質の方
  • 喘息の方

同じ生活をしていても、免疫や呼吸器が敏感な方は影響を受けやすく家族の中で一人だけ咳やくしゃみをしているなどの事例もあります。

「うちも当てはまるかも」と感じた方は、早めの点検・相談がおすすめです。

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エアコンにカビが発生する理由

エアコンにカビが発生するのは、カビが繁殖しやすい環境が揃っているためです。

カビは以下の条件で発生します。

  • 湿度
  • 温度
  • ホコリ
  • 空気の流れ

エアコン内部はこれらが揃いやすい環境です。

エアコン内部でカビが発生しやすい場所の図

冷房時の結露

冷房運転をすると、内部の熱交換器(アルミフィン)に結露が発生します。
結露の水分は、送風ファンやドレンパンにも残ります。
この水分がカビや雑菌の繁殖の原因になります。

ホコリの蓄積

エアコンは室内の空気を吸い込むため、ホコリも一緒に吸い込みます。
このホコリがカビの栄養源になります。

内部が掃除しにくい構造

エアコンの内部は分解しないと掃除できない部分が多く、長期間使用するとカビが蓄積しやすくなります。

エアコンのカビを放置するとどうなる?

エアコン内部のカビを放置すると、以下のような問題が起こる可能性があります。

エアコンのカビによる咳やアレルギー症状のイメージ

カビ臭が発生する

エアコンをつけた瞬間に「カビ臭い」「酸っぱい臭い」と感じる場合、内部でカビが繁殖している可能性があります。

室内の空気環境が悪化する

カビの胞子が室内に広がることで、室内空気の質が悪くなる可能性があります。

エアコンの効率が低下する

内部が汚れると空気の流れが悪くなり、冷暖房効率が低下することがあります。

エアコンのカビ対策

エアコンのカビを防ぐためには、日常的な対策が重要です。

フィルター掃除

フィルターは、2週間〜1ヶ月に1回程度掃除すると効果的です。
これは各メーカーも推奨しています。

冷房後の送風運転

冷房使用後に送風運転を行うことで、内部の湿気を乾燥させることができます。

送風運転機能がないエアコンの場合、

  • 「内部クリーン運転」を使う
  • 「自動運転」ではなく「冷房運転」で、設定温度を一番高くする
  • 「暖房運転」を使う 

注意点として、内部乾燥が目的のため、部屋の湿度が高い場合は効果が出にくい場合があります。また、夏場の気温が高い時の冷房運転は、設定温度を高くしても結露が発生してしまい効果が出ない場合があります。

定期的なエアコンクリーニング

エアコン内部のカビは、家庭の掃除では完全に取り除くことが難しい場合があります。

そのため、定期的なエアコンクリーニングが有効な対策になります。

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まとめ:エアコンのカビは早めの対策が重要

エアコンのカビは、放置すると室内空気に影響を与える可能性があります。

特に次のような症状がある場合は注意が必要です。

  • エアコンからカビ臭がする
  • 冷房をつけると咳が出る
  • 家族にアレルギー症状がある
  • エアコンの中に黒い斑点が見える

エアコン内部のカビは、見えない場所で増えていることが多いため気づきにくいものです。

定期的な掃除やエアコンクリーニングを行い、快適で清潔な室内環境を保つことが大切です。

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