ゴキブリは日本の住宅や飲食店で最も発生しやすい代表的な害虫です。
種類によって生息場所や発生原因、対策方法が異なるため、まずはどのゴキブリなのかを正しく見分けることが重要です。
このページでは、家庭や店舗でよく見られるゴキブリの種類と特徴を一覧で解説します。
ゴキブリの主な種類

チャバネゴキブリ
飲食店や厨房で最も問題となる小型のゴキブリで、屋内環境に完全適応しています。
繁殖力が非常に高く、短期間で大量発生するため、早期対策が重要です。暖かく湿度の高い場所(冷蔵庫裏・シンク下など)に潜みます。

クロゴキブリ
家庭でよく見られる大型種で、屋外から侵入してくるタイプのゴキブリです。
単体での出現が多いものの、建物周辺に生息しているため、侵入経路対策が重要になります。夜行性で、湿気の多い場所を好みます。

ワモンゴキブリ
日本で見られるゴキブリの中でも最大級の大型種で、下水・ビル・飲食店などで発生します。
飛翔能力があり、活動範囲が広いのが特徴です。都市部ではビル害虫として問題になることが多く、衛生管理が重要です。

ヤマトゴキブリ
日本に広く分布する在来種のゴキブリで、主に屋外の落ち葉や石の下などに生息します。
クロゴキブリと似ていますが、寒さに強く、冬季でも活動できる点が特徴です。室内への侵入は比較的少ないものの、外部から偶発的に入り込むケースがあります。

トビイロゴキブリ
主に西日本や温暖な地域で見られる大型のゴキブリで、暗褐色の体色をしています。
屋外の樹木や建物周辺に生息し、夜間に飛来して室内に侵入することがあります。クロゴキブリと並び、住宅での発生事例が多い種類です。

モリチャバネゴキブリ
チャバネゴキブリに近縁の種で、主に森林や草地などの屋外環境に生息します。
見た目はチャバネゴキブリに似ていますが、屋内で繁殖することはほとんどなく、害虫としての重要度は比較的低いとされています。

オガサワラゴキブリ
主に温暖な地域や南方地域に分布するゴキブリで、単為生殖(メスだけで繁殖)する特徴があります。
土壌や植木鉢の中などに生息し、観葉植物や園芸資材とともに室内へ持ち込まれるケースがあります。

チュウゴクゴキブリ
主に中国を中心に分布する種で、日本では一般的な害虫としての発生例は多くありません。
翅(はね)が退化している個体が多く、一般的なゴキブリとはやや異なる外見をしています。主に学術的・資料的な位置付けの種です。
ゴキブリの見分け方
ゴキブリは見た目や発生場所によって種類を判別できます。
- 小さい → チャバネゴキブリ
- 黒くて大きい → クロゴキブリ
- 赤茶で大型 → ワモンゴキブリ
| 種類 | 体長 | 主な発生場所 |
| チャバネゴキブリ | 10〜15mm | 飲食店・室内 |
| クロゴキブリ | 30〜40mm | 住宅周辺・屋外 |
| ワモンゴキブリ | 30〜45mm | 暖かい地域・屋内 |
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